教室・研究室紹介
情報科学教室  
有機化学の現象を量子力学で解明する人工知能で新しい薬の開発に挑む
 薬の多くは有機化合物である。これらは有機化学反応のさまざまな現象を利用して作られる。これらの現象は有機化学では理解しきれない。そこで、自然現象を支配する法則としての物理学の量子力学を応用して解明しようとして取り組んでいる。
 「分子にはそれに対応するシュレーディンガー方程式という方程式があり、それをコンピュータで解くとその分子の波動関数(Ψ)が得られます。Ψの中に分子の化学的性質や薬としての情報も含まれているのです」
 生物の神経回路をモデルにしたニューロコンピュータという人工頭脳に、分子の波動関数から得られる情報と生物活性、つまり分子が生物に与える反応を覚え込ませることで新しい薬を開発させようというのだ。
 「量子力学という分野から有機化学現象の解明や医薬品開発を行っていきたいと考えています」
 
Ψ(波動関数)を料理する技術者が求められている

 
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